顧客・売上管理を自社独自指標でアプリ化し、
効果的な可視化と自動化を実現!
掲載
- エリア
- 千葉県
- 業種
- 不動産業
- 導入製品
- サイボウズOffice、WinActor、GoodData
- 連携サービス
- ANDPAD、digima
- 課題
- 顧客管理 売上管理 人事評価
柔軟性の低い基幹システムによって管理コストが増大
当社はSales Hackというシステムで顧客管理を行っていましたが、柔軟にカスタマイズできないため、あらかじめ用意された項目を別の用途に流用するなどシステムに寄せた運用でした。
たとえば、〈反響日〉の項目に〈初回商談日〉を入力する、といった形です。しかし、この運用は分かりづらく情報入力の徹底も難しい状況でした。
また、Sales Hackは営業管理には対応していますが、売上などの管理はできないため、別途Excelやスプレッドシートを作成して管理を行っており、手間がかかっていました。
当社では、顧客情報や売上に関するデータの可視化が十分にできていない状況でした。
また、会議資料や分析資料は各社員が別途Excelなどを使って手作業で集計を行っており、かなりの手間がかかっていました。
成約して売上が上がるたびに、各社員はExcelで取引成立報告書(売上報告書)を作成し、会社に提出していました。
また、四ヶ月に一度、各社員は自分の成果を報告書にまとめ、それを賞与申請書として経理や社長に提出していました。
経理や社長は、各社員から提出された賞与申請書の内容が正しいかどうかを確認するため、過去の取引成立報告書を照らし合わせ、すべてチェックした上で賞与の支給を行っていました。
サイボウズOfficeでの一元管理を軸に、RPAとBIツールで業務効率を最大化
Sales Hackや、営業管理で使っていたExcelやスプレッドシートを廃止し、サイボウズOfficeのカスタムアプリで反響から売上までの業務を一元管理しました。
さらに、自社独自の指標もカスタムアプリで管理し、必要に応じてRPAでリマインドを行うことで、情報入力の徹底を図ることができました。
カスタムアプリに入力した内容を基に、会議資料や各種指標の分析に欠かせない数値の集計やグラフ作成を自動化することができました。
契約報告をカスタムアプリで管理することで、Excelによる運用を廃止できました。
また、四ヶ月ごとの各社員の賞与はアプリで一元管理された情報を基に自動計算されるようになりました。
各社員の意識付けのため、営業自身の成果報告と賞与申請書はこれまで通りExcelで作成して提出していますが、経理や社長は自動計算された賞与を基にチェックを行うため、チェックにかかる工数を削減することができました。
さくらホームグループさんの25年以上磨き上げたサイボウズの仕組みをそのまま導入
お付き合いのある船井総研さんが薦めるものであれば、というのがきっかけで、費用対効果が高い点が導入の決め手でした。
自分たちでゼロから考えて開発するのではなく、さくらホームグループさんが25年以上にわたりサイボウズ製品を活用し、実際の現場で磨き上げてきた、成功実績がある仕組みをそのまま導入できる点が良かったです。
「当社と同じような苦労を繰り返す必要がない」という言葉が非常に心に響きました。
また、導入後に自社の業務に合わせて柔軟にアプリをカスタマイズできる点にも大きなメリットを感じました。
DXを活用して、人と地域に寄り添う未来を創る
今後の展望として、DXをさらに活用することで利益に直結しない補助的なノンコア業務を可能な限りデジタル化し、省力化を進めていきます。
一方で、人と人とのかかわりやお客様との時間を最優先に考えるコア業務を最大化することで、お客様に価値ある商品を提供し続けて地域に根差していきます。
そのためにも、不動産・建築業界の課題を深く理解しているさくらホームのDXソリューションは今後の展望を現実にするための鍵だと考えています。
- 会社名
- 株式会社アイ・ユニットコーポレーション
- 業種
- 不動産業
- 設立
- 2008年
- サービス導入
- 2021年〜
- 従業員数
- 68名